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デザインポリシー

T.HIBI Architect's Design Policy : A+3C

1.Advanced design

先進の着想

2.Compact design

密実な計画

3.Concise design

簡潔な造形

4.Comfortable design

気持ちよい意匠

日比龍美 HIBI Tatsumi

〒464‐0028 愛知県名古屋市千種区東明町7-6-2 TEL/FAX 052-781-5286

工学修士/名古屋工業大学大学院修士課程修了(建築学)・・・1968年

[学位論文] 『セメントモルタルのレオロジー的研究』 ―その応力時間対応について―

材料工学の大岸佐吉先生の研究室。大岸先生のご研究の一端を研究課題に頂いた。

実験を通じその結果から理論的構築をする、いわばワークと理論の体験的研究。

この貴重な学問体験は以来今日までの私のものの考え方の大きな資質となっている。

一級建築士(大臣登録)第56568号・・・1968年

専攻建築士/設計・・・登録 第1190600365号・・・2007年

博物館学芸員資格取得・・・2008年

奈良大学/06・07年度の2年、必要な専門科目の単位取得と卒業資格(文学士)により資格取得。

[卒業論文] 『陳和卿に関する既知史料を改めて考察する』 ―「爲商沽」「年来渡」「令同船」の読みと解釈を考える―

工学とは全く異なる学問領域は新鮮でした。少年期の希望進路のひとつの領域。奈良・大和盆地は建築学生であった

青年期から今日まで”古寺巡礼”といいつつ通いつめ経めぐり、心の故郷とまで思っている。長い歳月を経て新たしく

日本の古代史の中心の地、その地で考古学古代史学の一端を学ぶことが出来たのは、この上なく幸せなことと思う。

建築の師

建築家 菊竹清訓 先生

68〜70年 修行の時代。菊竹先生にご一緒することが多く、その折の直接のお話は個人授業であり講義。

EXPO‐70 1970年大阪万国博覧会のシンボル・EXPOタワーの設計と監理を担当。多くを学ぶ修行そのもの。

[  70年  ] 頑張った結果なのか健康をそこない帰名。設計室を開設。大学の非常勤講師をも兼ねる。

設計監理日比龍美環境建築設計室/愛知県知事登録(い-1773号)/1970年開設

所在地 : 〒464‐0028 愛知県名古屋市千種区東明町7-6-2 TEL/FAX 052-781-5286

アトリエ派建築家としての意志と姿勢を貫いて今日に至る。建築家日比龍美ただ独りの建築設計室。

70年前後、経済成長期の活気や華やかさと裏腹に多くの公害問題が発生し、それに苦しむ多くの人々の存在。

それを憂い今後自らが進む建築設計の道への自戒として「環境」を名称に加え意志とした。

今日ではよく見聞きし関心も大きく広がりを持つが、当時は「環境」を標榜した数少ない名称と自負する。

八月美術館

設計室に併設した多分世界最小規模の美術館です。SMTコレクションの美術館。愛称はAugAM (オゥガム)。
長い年月をかけたコレクションを展示するパーソナル美術館。彫刻を主体としています。現代彫刻と古代彫刻です。
現代彫刻は、本郷新の「無辜の民」シリーズのうちの4作品を含む5作品と柳原義達の1作品、共にブロンズです。
古代彫刻類は北魏・唐・新羅時代の小金銅仏などが数点あります。「コンセプト」から蒐集の主旨を推察ください。
本郷作品は近在の美術館に所蔵があるかどうか。希少です。柳原作品と共に美術館の意志を表わしています。
絵画は浅野弥衛などの現代作家の作品が主で、これにやや具象作品が加わります。油彩や各種版画を蒐集しています。
今後も主旨に沿う良い作品との出会いがあれば蒐集し、美術館の充実を図って参りたいと考えています。
主体の彫刻は常設展示としており、絵画はおおよそ3月ごとに入れ替えの予定で、当面は入場無料です。
HPおよび展示ともに未整備ですが展示公開しつつ充実を目指します。期待は小さくし、お気軽に誘いあわせてお出かけください。               

                                                                     学芸員 日比龍美 拝

ホームページ公開について

05年から4年間ほど休業。その間、考古学古代史学の一端を学び、さらに博物館学芸員資格を取得しました。
深い考えではありませんでしたが、気持ちを新たにし知力の充電をしないでは、建築家として責任ある作品作りを成し得ないと考えたからです。
これはまた建築家として生きる、気力体力の充実にも通じ、生まれ変わった新たな建築家としての出発になると考えました。まったくの新人です。
これは建築家自身の、建築デザインへの意識思想の新たな構築へ向けての必要な決断であったと位置付けています。
コンテンポラリーな建築デザインの潮流の中、さらにその先端にある意識思想を持ち形造るオリジナルな空間設計でありたいと考えます。
依頼者と建築家との「互いの思い想いの交換」をしつつ、依頼者の希望の空間を形造っていきたいとの強い思いがあります。
その結果は建築家独りの成果ではなく、依頼主が建築家と共に互いに思いを込めて創り上げた、この世界に唯一の構成された空間となるのです。
協働して創り上げていく過程も、依頼者に楽しんで頂ける建築でありたいと考えます。依頼者なくして建築は成り立ちません。
ご見識ある依頼者に出会いたく、このように建築家日比龍美のホームページを立ち上げました。よろしくお願い申し上げます。

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